全国有志医師の会ニュースレター バックナンバー Vol.20(3月8日号)

全国有志医師の会より
20回目のメルマガ定期発信です。

皆さま、こんにちは。
3月13日からマスク着用について個人の判断に委ねられます。元々任意であるはずのマスク…今回はこのマスク問題についてお届けしてまいります。

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本日お届けする情報
1. 最新情報
1)「声を上げ続けてきた」有志たち【2】

2)全国有志医師の会メンバーによる寄稿 ~神岡祐子氏~
「マスク着用」3月13日から個人判断?

3)ドイツMWGFD主催「国際シンポジウム」のご報告

4)セルフケアのすすめ

2. オセロプロジェクト情報

3. PMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)への副作用報告

4. イベント情報

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1. 最新情報
1)「声を上げ続けてきた」有志たち【2】
前回に引き続き、「声を上げ続けてきた」有志をご紹介しながら「新型コロナウイルス発生~現在」に至るまでを振り返りたいと思います。

ニューズウィーク日本版に「声を上げずにはいられなかった」~医師たちの本当の声という記事があります。この記事のタイトルを見て、ふと思いました。ずっと「声を上げ続けてきた」有志医師たちが常にいたことを。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/02/post-100831.php

現在政府は、約3年にわたり続けてきた、いわゆる「2類相当」とされる新型コロナウイルスの感染法上の分類の位置づけを5月8日から「5類」に引き下げることを正式決定しています。

日本における新型コロナウイルス感染拡大当初の「第1波」から屋外にテントを張り、臨床現場の最前線でコロナ診療に従事しながら、政府に対し制度の改善を求め訴え続けてきた有志医師がいます。関西有志医師の会代表の長尾和宏医師です。

長尾医師は、「今のやり方はわざわざ重症化するのを待っているようにしか見えない。早く治療すればそれで終わり。私が診てる人は1人も死んでない。最初にコンタクトした医者がちゃんとやるには法改正、5類落としが大前提。」と一貫して主張しており、季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げるようメディアなどを通じて強く訴え続けてきました。
https://www.chunichi.co.jp/article/308538

現行(2類)では、保健所が感染者の行動調査や入院調整を行うことになっており、最も必要な医療が提供されるまでに時間がかかるケースがあります。その結果、自宅療養中に重症化し、救急搬送された先の病床が逼迫。これは重症化を待ってから慌てて対応しているかのように映ります。コロナと診断されてすぐに必要な治療を提供できれば重症者と死者を減らすことができたのかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=Qlq8Bwbiqrc

感染拡大初期こそ、コロナは得体のしれない感染症だったかもしれませんが、オミクロン株に変異してからは明らかに違います。そして、当初から、制度上と臨床現場においてのこれだけの問題が指摘されているにもかかわらず、現在も「政府や都道府県に強い権限が与えられ、入院勧告や就業制限に加えて、外出自粛の要請も行うことができる」2類体制が継続されています。

そして、こういった政府とは違う主張を訴えることの弊害も少なくありません。変異ウイルスの感染拡大で感染者が増えるほど、コロナを診療する医療機関や医療従事者への偏見や差別が見られました。長尾医師も例外ではなく、クリニックの窓ガラスが割られたり、誹謗中傷が相次いでいたといいます。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210419-OYT1T50018/

長尾医師は「早期発見・早期治療」を掲げ、病床が「最後の砦」だとすれば、感染者を診断して即治療する「最初の砦」は町医者であると一貫して主張してきました。その長尾医師が、先日Twitter上のスペースで「医療界・医学界」そして、日本社会全体へ向けて想いを語られました。3年以上にも及ぶコロナ問題に対する「忍耐の限界」を超えた長尾医師のメッセージをぜひお聴きください。
https://twitter.com/i/spaces/1YqxoAkNYmvGv?s=20

政府は、今回のような社会全体を巻き込む「医療の混乱」の改善を図るために、長尾医師のようにコロナ医療現場の最前線で従事してきた医師の経験や知見に広く耳を傾けるべきであると考えます。

今回新型コロナ感染症が蔓延して4年目を迎え、社会全体で反対意見を述べにくい環境が今もあると思いますが、それは感染症対策への十分な議論や検証がしっかりなされていないまま今日に至ることが要因の一つであると考えます。

しかし、このような社会環境の中でもずっと声を上げ続けてきた医師たちがいるのも事実です。そんな有志医師たちの本当の声をこのメルマガで届けたいと思います。(次回メルマガにて、「声を上げ続けてきた」有志たち【3】に続く)

そして、有志医師たちだけではなく、このメルマガでも活動をご紹介してきた「有志看護師たち」も声を上げ続けており、その声が本日記事になりましたので、せひ彼ら彼女らの本当の声を聞いて下さい。

・【「本当は、ワクチンを打つのが怖い……」医療現場の看護師たちがそう思っても絶対に口に出せない理由】
https://gendai.media/articles/-/106240

・【脳出血を起こしても接種せざるをえない……現役看護師が明かす「コロナワクチン接種への本音」】
https://gendai.media/articles/-/106239

また、現在「医療・福祉系学生」へのワクハラ改善を求める署名活動も行われています。本日3月8日時点現在で目標の1万人署名を大きく超える11,776名の方々からご署名をいただいております。ご署名ならびに周囲へ拡散いただいたメルマガ会員の皆さまには深く感謝申し上げます。

未来の「医療や福祉」の担い手である学生をコロナワクチン接種による圧力から守るために当会としても引き続き支援してまいりますので、ご署名と署名拡散のご協力の程、宜しくお願い申し上げます。(3月25日署名締切予定)
https://voice.charity/events/464

2)全国有志医師の会メンバーによる寄稿 ~神岡祐子氏~
~『マスク着用』は個人の判断!? 今伝えたい事~

3月13日から「マスク着用は個人の判断」と政府が発表しました。
でもよく考えるとおかしくないですか?もともと日本においてはマスク着用は「任意」であり、法律や義務だったことは一度もなく、着用は「推奨」「ご協力お願い」だったのです。

だから、任意から任意へ!? 要はマスク着用は個人の判断であることを再度確認したといったところなのでしょうか?

まず医学的な話をしましょう。
確かに、新型コロナウイルスの変異株であるデルタ株が蔓延している時期は、若年者や持病のない人でも重症肺炎を生じるリスクがあった。そのことから、少しでも感染の確率を下げるための対策としてのマスク推奨は間違ってはいなかったでしょう。

しかし、オミクロン株に変異して以降、肺炎を引き起こす人を病院で診ることはほぼ無くなり、発症しても数日で治癒。2022年11月には政府も、「オミクロン変異株以降、新型コロナウイルスの重症化率はわずか0.01%、インフルエンザを下回る」と発表しました。もう過剰に感染に怯えたり、人にうつさないよう気をつける必要は無くなっているのです。

さらに去る1月30日、コクランレビューから、「マスクの着用は呼吸器系ウイルスの拡散を制御するか」について、過去に発表された複数の論文のランダム化比較試験を行った結果が発表されました。
https://www.cochranelibrary.com/cdsr/doi/10.1002/14651858.CD006207.pub6/full/ja

結論は、「マスク着用には感染を制御する効果は期待できない」これもマスク神話を覆す医学的根拠となります。

……と、医学的なことを述べてみましたが、いまや日本のマスクは感染対策というより、「思いやり」「エチケット」という謎の発展をとげ、多くの人が目には見えない縛りや視線に囚われて、道徳的観点から外せなくなっているのが現状ではないでしょうか。

医学的検証も必要ですが、もう現在の段階まで来たら私が言いたいのはただひとつ。「つけたくないものはつけなくていい」もうこの思いだけで十分でしょう。私たちは着るものや髪型や行く先を自由に決める権利があり、その権利を抑制しうる十分な理由が無い限り、誰かに制限されてはならないのです。

誰かを救うために、貴方も私も我慢しましょうね、という時期は過ぎました。貴方がマスク外したいと思う気持ちは、思いやりや我慢が足らないのではなく、人間として当然の欲求です。

おそらくこの記事を読んでくださっている皆さんは自分の人生を自分の頭で考えて生きていこうとされている方ばかりだと思います。

たかがマスク、されどマスク。今回のコロナ騒動をきっかけに人生や国民性、己にとって譲れないものを哲学的に考え直してしまいました。

だから、さぁ、自分は素顔で生きていきたい、大口開けて笑いたいという貴方は自分の思いを尊重し、自分のために人生を生きていきましょう。

中部有志医師の会 
神岡 祐子 

3)ドイツMWGFD主催「国際シンポジウム」のご報告
2023年2月28日ドイツ時間午後6時(日本時間1日午前2時)にMWGFD主催の「新型コロナワクチン後遺症に関する国際シンポジウム」”Genbasierte “Impfstoffe”. Das Pharma-Verbrechen des Jahrhunderts?”(遺伝子を利用した”ワクチン”。世紀の薬害?)が行われました。

今回のドイツMWGFD主催の「国際シンポジウム」において、当会代表の藤沢明徳医師がオンライン参加し「日本におけるワクチン後遺症患者の現状と治療について」発表しました。

当会のワクチン後遺症の治療戦略としては、下記の通り発表いたしました。
・免疫亢進を抑え、自然免疫を向上させる
・血管内凝固能亢進の緩和、抗血栓療法
・自律神経や認知機能など、神経機能の改善
・抗酸化力の向上、解毒機能の改善
・ビタミンB群、鉄分など栄養バランスの改善
・食物アレルギーへの対応、腸内環境の悪化の改善

発表内容については動画で日本語翻訳されており、下記HPから詳細を確認できますので是非ご覧ください。
https://vmed.jp/3392/

◆MWGFDとは、
「健康と自由と民主主義のための医療従事者と科学者(Mediziner und Wissenschaftler fur Gesundheit, Freiheit und Demokratie, e.V.)」の略称で、2020年5月にバクディ教授、ヴァイクル医師ほか数名の医師や大学教授、および法律学者によってドイツで結成された団体です。会員は今やドイツ語圏の各国(ドイツ、スイス、オーストリア、北イタリア)から集まっており、その主要メンバーには一流の医師や学者が名を連ねています。
【公式サイト】
https://www.mwgfd.org

◆MWGFDとのきっかけ
当会が昨年11月23日に名古屋で行った「生後6ヶ月~4歳以下の乳幼児へのコロナワクチン接種中止を求める」緊急記者会見に先立ち、バクディ教授に日本の小さな子どもを持つ保護者に対するメッセージ動画をお願いしたことがきっかけで、MWGFDとの情報交換を行うようになりました。バクディ教授のメッセージ動画は下記となります。

・【緊急記者会見のメッセージ】
スチャリット・バクディ教授 (元マインツ大学教授医療微生物学)
「子どもを実験動物として差し出してはならない」
https://vmed.jp/2204/

◆タイの王女が昏睡状態?
タイ国の王女がコロナワクチン3回目接種後に昏睡状態に陥りました。その際、タイ政府より相談を持ちかけられたのが、MWGFDのバクディ教授です。日本だけでなく世界中で膨大な数のコロナワクチン接種による被害者が出ている中、国際的な枠組みを持って協力体制を築きながら、当会は今後もこのワクチン問題に取り組んでまいりたいと思っております。

4)セルフケアのすすめ
様々な治療法があると思いますが、やはり健康のベースとなるものは、なんと言っても日ごろのセルフケアです。そこで自分でできる心身のケアについてのご質問やご要望にお応えするため、「身体を整える 免疫を上げる セルフケアを始める前に」と題し、中四国有志医師の会 代表の宮原聡子医師(さとこ先生)の投稿を当会のサイトに掲載しました。
https://vmed.jp/3415/

他にセルフケア方法として、コロナワクチン後遺症研究会会員で、中国漢方医の木田正博医師が自院で配布されている養生法と、いつも精力的に活動されている東北有志医師の会 後藤均医師・齋藤由喜看護師からのセルフケア法をご紹介しております。

・【木田山薬堂診療所 養生法】
https://vmed.jp/3441/

・【東北有志医師の会提供 セルフケア法】
https://vmed.jp/3548/

病気になってもならなくても、大事なことは自分の身体のことを知り、自分の身体のことがわかっていること。そして薬に頼らずに自分自身を頼りにして、自分の身体に摂り入れるものを自分で選択することが大切です。それは情報にしても然り、ワクチンにしても然りですね。

また本日夜9時から、Twitterのスペースにて、「いけのり通信スペース セルフケアを学ぼうシリーズ(1)」が開催されます。
ゲストスピーカーは当会のメンバーである中村篤史医師です。オーソモレキュラーについてのお話が聴けるようですので、お時間のある方はぜひお聴きください。
https://twitter.com/Trilliana_z/status/1632550341903536128

コロナワクチン接種後に体調不良が発現した場合の、病院の受診・検査・治療等の流れは以下のページをご参照下さい。
https://vmed.jp/2646/

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2.オセロプロジェクト情報
全国有志医師の会では「オセロプロジェクト」として2022年3月、全国の1740 (他に手渡し1) の自治体へ「5~11歳の子どもへのワクチン接種中止及び副反応情報等の周知徹底を求める要望書」という要望書を首長(市長などの自治体長)宛に内容証明で送り、別送で様々な資料も送りました。

接種券を一斉送付しない自治体は徐々に増えてきています。
ご自宅にお子さまの接種権が届いた時「券が届いたら心理的にプレッシャーがかかるので配布しないで下さい」や「接種希望者に送るなどの申込制にしてください」と自治体に申し出ることや、疑問に感じていることを自治体の窓口に訊ねたり意見したりすることにより【皆さま一人一人が行動を起こした結果】がこの数字に繋がっていきます。
実は4歳以下への接種券は申込制であっても、5歳になると自治体から接種券が送付されてくることも多いようです。
皆さまが住んでいらっしゃる自治体に是非皆さまからご要望をお伝えください。 

一斉送付せずに申制や希望制にしている全国の自治体数
・『6ヶ月~4歳以下の乳幼児への新型コロナワクチン接種券』(HP上は2023/2/17時点の数字)
402自治体(3/8 18:00時点)
https://vmed.jp/wp-content/uploads/c1dfe7f35fbffddb6626be69b8167360.pdf
・『5~11歳以下の子どもへの新型コロナワクチン接種券』(HP上は2022/12/23時点の数字)
88自治体(3/8 18:00時点)
https://vmed.jp/wp-content/uploads/3053af441aea0450dc5980c76c4ff813.pdf

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3. PMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)への副作用報告
予防接種後副反応疑い報告は、予防接種法第12条第1項の規定に基づき、医師等が定期の予防接種又は臨時の予防接種を受けた者が一定の症状を呈していることを知った場合に、厚生労働省に報告しなければならない制度であり、医療従事者の義務となっております。

その報告が「それまで知られていなかった不完全にしか証拠づけられていなかった有害事象と因果関係の可能性に関する情報」へと繋がります。下記、対象の(1)~(2)の報告方法をご参照下さい。(報告書に関しては料金や手数料等一切発生することはありません。)
医療従事者や製造販売業者だけでなく患者自身も副反応を報告する事ができます。自身を含め周囲でワクチン接種後に何らかの副反応が出現している方やその症状に悩まれている方へ、是非この副作用報告の情報をお伝え下さい。

(1)医療従事者
https://vmed.jp/pmdareport/
(2)患者のみなさま
https://www.pmda.go.jp/safety/reports/patients/0024.html

◆薬害を学ぶためのテキスト『薬害を学ぼう』
厚生労働省は文部科学省の協力を得て、中学3年生を対象とした薬害を学ぶためのテキスト『薬害を学ぼう』を作成しました。この教材は医薬品等による薬害を知るとともに、その発生の過程や社会的な動き等を学ぶことを通じて、今後、同様の被害が起こらない社会の仕組みの在り方などを考えることを目的として作成されました。
https://www.youtube.com/watch?v=lRmAnF6R5Us

◆コロナワクチン「不都合な真実」
現在までに接種後死亡で政府から因果関係が認められた事例は一例もない。また、政府も医学界も、ワクチンによって起こった長期的な体調不良、いわゆる「ワクチン後遺症」の健康被害があることを公式には認めていない。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/319269

医療従事者や製造販売業者だけでなく患者自身も副反応を報告する事ができます。自身を含め周囲でワクチン接種後に何らかの副反応が出現している方やその症状に悩まれている方へ、是非この副作用報告の情報をお伝えください。

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4. イベント情報
全国有志医師の会ホームページにイベント情報が満載です。是非ご覧ください。
https://vmed.jp/2697/

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  発行者情報
全国有志医師の会メルマガ事務局