1. 常時マスク着用は、大きな集団で見ると感染予防効果が乏しい
(2) 常時マスク着用を義務化していた韓国・台湾で過去最大の流行が起きた
(3) その他の国や地域でも、常時マスク着用の効果は見られない
2. 常時マスク着用は、国民の健康や子供の発達に与える悪影響が大きい
(1) COVID-19の病態への影響
・アメリカのカンザス州についての論文によれば、マスクを義務化した地域では義務化しなかった地域よりも有意に新型コロナの致死率が高い(約1.5-1.8倍)(Forgen効果)
・ヨーロッパでは、マスク着用率が高い国ほど死亡率(コロナに限らない死亡率)が高かったという報告
(2) 子供の発達への影響
・幼児期、児童期、思春期を通じての認知能力の発達を分析し『パンデミック中に生まれた子どもは、パンデミック前に生まれた子どもと比較して、言語能力、運動能力、総合的な認知能力が著しく低下している』との結果を示した
・マスクが子どもの感情理解力に及ぼす影響 小学校-大学共同研究からの知見
・幼児期、児童期、思春期を通じての認知能力の発達を分析し『パンデミック中に生まれた子どもは、パンデミック前に生まれた子どもと比較して、言語能力、運動能力、総合的な認知能力が著しく低下している』
・マスクを使うと音声理解度が下がる。15人の聴覚正常なドイツ語話者を対象にした研究で、フェイスマスク使用時の音声理解度は、マスク不使用時と比較して有意に低下した。
(3) マスクの人体への影響
・鼻と口を覆うマスクを日常的に使用する事の副作用と潜在的な危険性についての総説(系統的レビュー)
・マスクは環境中のナノ粒子とマイクロプラスチックの発生源となる。生物濃縮の可能性
・マスクの使用を何らかの形で積極的に介入した群とコントロールとを比較した無作為化対照試験および観察研究を対象としたメタアナリシスとシステマティックレビュー
(4) 心肺機能への影響