アメリカでは複数のメディアが、マスクは一見効果があるように思えるが、大きな集団で見ると常時マスクを着用することは効果がないことを記事にしています。
①New York Times
2022年5月31日にNYタイムズに掲載された記事も、大きな集団で見るとマスクには感染予防効果が見られないことを明らかにしている。
(以下、引用)
“なぜマスクは効果があるのに、マスク義務化は効果がなかったか”
「過去2年間の広範なマスク着用義務がCOVID-19感染者数の減少にあまり寄与していないことを示すエビデンスがある。現在のウイルスの感染力を考えると、マスクの規則は、これまでよりもさらに効果がないかもしれない」
「パンデミックの初期から、マスクにまつわるパラドックスが存在していた。Tufts Medical Centerの疫学者であるShira Doron博士は、”マスクが役に立ち、マスクの義務化が役に立たないということは、同時に成り立っている事実である”と述べている。
マスクは、ウイルス粒子がある人の鼻や口から空気中に移動して別の人に感染するのを防ぐことで、コロナウイルスの感染拡大を抑える。実験室の研究では、その効果は繰り返し実証されている。
そう考えると、マスクの着用が一般的な地域では、コロナウイルスの感染も少ないと思われるだろう。しかし、現実はそうはなっていなかった。
マスク着用が一般化している米国の都市では、マスク着用が一般化していない都市と同程度の割合でコロナの感染拡大が発生しているのだ。また、学校でのマスク着用義務化も、感染拡大の抑制にはほとんど役立っていないようだ。香港では、ほぼ全員がマスクを着用しているのにもかかわらず、最近、世界最悪のCOVID-19の蔓延が発生した。
義務化の擁護者は、たとえ人口全体のデータからはエビデンスが得られなくても、他の多くの要因が絡んでいるため、義務化には大きな効果があると主張することがある。しかし、この主張には説得力がないように思われる」
②Forbes
③Washington post