・健康なボランティアが運動中にマスクをすると、マスクをしていない時より早く酸素不足に陥る。

マスク着用が運動能力および換気性嫌気性閾値(VAT)に及ぼす影響を調査した。

男性18名+女性16名=34名の若く健康なボランティア被験者は、ガス交換分析を伴うサイクルエルゴメーターによる心肺運動負荷試験(CPET)を、フェイスマスクを装着した場合と装着しない場合の2回行うよう無作為に割り付けられた(クロスオーバーデザイン)。

マスク装着はピーク指標(例:仕事率(WR)、体重1kgあたりの酸素消費量(VO₂/kg)、心拍数(HR)、1分間換気量(VE)、炭酸ガス換気換算(VE/VCO₂))と嫌気性閾値指標(例:WR、HR、VE、呼吸回数(BF)、デッドスペース比率(VD/VT)、VE/VCO₂) を著しく(P<0.05)減少させた。