全国有志医師の会より
77回目のメルマガ発信です。
皆さま、こんばんは。
10月から新型コロナワクチンの定期接種が開始されました。
今回も前回に引き続き、全国有志医師の会会員による寄稿をお届けしたいと思います。
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本日お届けする情報
1.最新情報
1)全国有志医師の会メンバーによる寄稿~「mRNA遺伝子ワクチン」の問題に気付いた私たちの責務~ 研究者
2)予防接種健康被害救済制度申請のハードルと健康被害の実態
2.ワクチン接種関連情報
3.新型コロナワクチン接種による予防接種健康被害救済状況と副反応疑い報告件数
4.HP 更新・イベント情報
5.【メルマガ会員の声】募集
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1.最新情報
1)全国有志医師の会メンバーによる寄稿~「mRNA遺伝子ワクチン」の問題に気付いた私たちの責務~ 研究者
全国の有志の皆様の地道な努力によって、遺伝子ワクチンの危険性や遺伝子ワクチン接種後の健康被害状況が世間でだいぶ知られるようになってきました。しかし、その努力も虚しく、国はコロナmRNAワクチンの健康被害状況を全国調査するどころか、mRNAワクチンをはじめとした遺伝子ワクチンを2024年10月から定期接種として開始してしまいました。
一方で、SNSなどを通して様々な情報が氾濫し、受け取った情報をよく吟味する前に次の新しい情報が手元に届いてしまいます。その結果、私たち個々人の知識だけは増えるものの、情報が断片化されているために上手く活用できなくなっているように思います。知識は体系化されてこそ威力を発揮しますし、体系化することで問題の本質が明らかになります。
さらには、最近の特徴として、その人が好んでよく見る情報がSNS上に自動的に表示されるため、気付かない内にポジティブ・フィードバックがかかり(エコーチャンバーに嵌り)、それ以外の情報が入らなくなっていることがあります。これらの結果として、少しでも意見が合わないと、言葉の定義が曖昧なまま議論ややり取りが始まり、要らぬ対立や誤解が発生しているように感じます(例えば、遺伝子ワクチンに反対している人たちの間で無用な対立が発生しているように見受けられます)。
このような問題がこの1~2年の間に生じていることを実感したため、私自身は、遺伝子ワクチンの問題点を他者に伝える際は、ワクチンなどの言葉の定義に立ち返るように努めてきました。
過去と照らして、現在はどうなのかを気付いてもらうためです。具体的には、Janewayの免疫生物学(第9版、2019年)の教科書にはワクチンについて下記のように記載されていることを伝えたりしています。「ワクチンの開発が成功するためには、防御的な免疫応答を惹起する能力に加えて、いくつかの要件を備えていなければならない。まず、安全でなければならない。ワクチンは大勢の者に投与されなければならないため、ワクチン投与により死亡したり、ときにはその病気を発症したりすることがないようにしなければならない。このことは、わずかな毒性も許されないということを意味する。(723頁)」
教科書の「ワクチンの定義」に従えば、mRNAワクチンなどの遺伝子ワクチンが、ワクチンの定義を満たしていないことは明白です。特に全国有志医師の会の活動に賛同し、携わる皆様には、言葉の定義を是非大事にしていただきたいと願います。
さて、過剰な感染対策を主因としたコロナ禍とそれに続くワクチン禍のようなことが何故起こってしまったのか、このような災禍を何故食い止められなかったのか、これらのことを検証して、時代(時の流れ)に耐え得る資料を後世に残さなければいけないように思います。
本来であれば、このような歴史的資料は、国の中央の有識者の方々が音頭を取って行うものですが、この4年で明らかになったように、国の中央組織こそが十分に機能していません。このことから、「先にこの問題に気付いた者たちの責務として」、私たちが今直面している問題を明らかにし、具体的な解決策や対応策を提示し、総括し、記録として残すことが必要だと感じます。
この数年の間に様々な有志の会が設立され、遺伝子ワクチン接種の危険性や接種後の被害や救済などの情報を発信してきました。コロナ禍が始まってからかれこれ4年が経ち、従来の組織が十分に機能しないことが明らかとなった今、「有志」の枠組みを超えた新たな組織の設立が必要な時期に来ているように思います。その一つの取り組みが、本会に関わる方々が設立に携わった「一般社団法人ワクチン問題研究会」のような学術組織なのだと思います。
このような団体を設立し、その団体の活動を通じて、既存の組織では対応できない問題に取り組むために具体的に動き出すことも求められているように思います。例えば、私自身は、遺伝子ワクチンの原理や数々の問題をまとめた教科書を作成し、皆さんの理解を平準化し、知識を体系化することが必要だと考えています。
最後になりますが、私たちが見るべきは次の世代、今の子どもたちが大人になった時の世界です。私たちは同じ危機感をもつ仲間で集まることだけを目的としているのではなく、次の世代のために今何ができるかを共に考え、行動していくことを目的としています。これまで先人や先輩の方々から受け継いだかけがえのない命や健康を、次の世代にも繋げていくために、今後は具体的な提言や指針を発信していけたらと願います。
もし仮に一緒に活動している仲間で意見が合わないなどのトラブルが発生しそうになったら、「私たちの活動は誰のためのものであるか」を思い出してください。
自分たちの活動の基盤を思い返したら、意見が合わないと思っていたことは実はそんなに大きな違いではないことが明らかになるかと思います。
未曾有の国難だからこそ、力を合わせて乗り越えていきましょう。
全国有志医師の会
研究者
2)予防接種健康被害救済制度申請のハードルと健康被害の実態
現在、新型コロナワクチン後遺症 患者の会が「予防接種健康被害救済制度」申請のハードル改善と健康被害の実態調査を求める署名活動を行っております。署名募集は今月末31日迄となっており、残り3週間で締切となります。ご署名にぜひご協力ください。また、この問題についても周囲の方々にぜひお伝えください。
https://voice.charity/events/766
下記は、新型コロナワクチン接種13分後から健康被害の症状が1年半以上の長きにわたり続いている31歳女性の「予防接種健康被害救済制度」の申請における報道です。この実態報道から、本制度の申請のハードルが非常に高く、特に健康被害に伴う症状が重篤な人ほど支援が得られにくい状況となっていることがわかります。
・【ワクチン後遺症】健康被害救済制度の不都合な実態「国は救う気がないのか?」https://www.youtube.com/watch?v=5-sl-tQJxE4&t=188s
予防接種健康被害救済制度は、日本においてワクチン接種による健康被害を救済する唯一の制度ですが、申請自体のハードルが高い上に、体調不良を抱え、その身体で日々の生活を送り治療しながらの申請手続きはとてつもない心身の負担となっています。
そして現在、その高い申請のハードルを乗り越え認定された方々が累計1万2千人を超えています。
◆新型コロナワクチン接種による予防接種健康被害救済認定数(2024年10月7日時点)
・累計進達受理件数累計認定数 12,113件 (未審査1,434件)
・死亡一時金または葬祭料に係る件数を含む累計認定数 867件 (未審査251件)
まさに『大薬害事件』といえるmRNA型「遺伝子ワクチン」による”健康被害の事実”が明らかとなった今、迅速な救済と共に『健康被害の実態』についても国ををあげて行うべきです。
「予防接種健康被害救済制度」について、厚生労働省のHPでは「予防接種の副反応による健康被害は、極めて稀ですが、不可避的に生ずるものですので、接種に係る過失の有無にかかわらず、予防接種と健康被害との因果関係が認定された方を迅速に救済するものです。」と明記されています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_kenkouhigaikyuusai.html
新型コロナワクチン接種による健康被害は、極めて稀などではなく、その実態は極めてリスクの高い「ワクチン」という名称の危険な”核酸医薬製剤”です。
全国1741ある自治体の中でも、新型コロナワクチン接種により健康被害を引き起こす様々なリスクと、mRNA型「遺伝子ワクチン」の危険性について理解し、それを明確に公表している自治体もあります
下記岡山県赤磐市HPの「新型コロナワクチン定期接種について」のページ内には、赤磐医師会の会長自らも提言を出されています。
https://www.city.akaiwa.lg.jp/annai/hokenfukushi/kenkozoshin/iryou/covidvaccine/index.html
岡山県赤磐市の今回の取り組みの裏には、市長をはじめ自治体職員や医師会関係者、また気骨ある研究者、そして心ある市民たちの協力がなければ成し得なかったと推察します。まさにこれは「赤磐モデル」といえるでしょう。
私たち全国有志医師の会は、健康被害に遭われた方々が迅速に救済されるよう支援を継続してまいります。
「新型コロナワクチン後遺症 患者の会」のご署名にぜひご協力ください。また、この問題についても周囲の方々にぜひお伝えください。
【新型コロナワクチン後遺症 患者の会】予防接種健康被害救済制度申請のハードル改善と健康被害の実態調査を求める署名活動
・署名募集締切10月31日迄
https://voice.charity/events/766
【X公式アカウント】
・新型コロナワクチン後遺症 患者の会
https://x.com/vaccinesosjapan
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2.ワクチン接種関連情報
・緊急提言① 新型コロナワクチンとは何か、を改めて問う!
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20241007/se1/00m/020/002000d
・緊急提言②新型コロナ 果たして、レプリコンワクチンは安全なのか?
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20241010/se1/00m/020/002000d
・〈信濃毎日新聞社説〉コロナ予防接種 国民に十分な情報提供を
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024093000034
・[日本経済新聞社説]よく考えコロナの定期接種を
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK303LU0Q4A930C2000000/
・新型コロナワクチン接種 新潟県出雲崎町が18歳以下の子どもと妊婦に独自助成
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/489748
・ゾコーバも「追加的有用性なし」5万円以上する新型コロナ治療薬は「余分なコスト」なのか
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/5cf7aeef574b8e81b2c6fad87894c42aaa121d5a
・SNS「X」の再開を許可 ブラジル最高裁判所
https://times.abema.tv/articles/-/10146345
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3.新型コロナワクチン接種による予防接種健康被害救済状況と副反応疑い報告件数
◆新型コロナワクチン接種による予防接種健康被害救済状況(10月7日現在)
【累積件数】
累計進達受理件数累計認定数 12,113件 (未審査1,434件)
認定 12,113件 否認 2,436件 保留 17件
【死亡一時金または葬祭料に係る件数】
累進進達受理件数 1,528件 (未審査件数 251件)
認定 867件 否認 404件 保留 6件
【障害年金】
累進進達受理件数 643件 (未審査件数 276件)
認定 132件 否認 235件 保留 0件
【障害児養育年金】
累進進達受理件数 19件 (未審査件数 5件)
認定 1件 否認 13件 保留 0件
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001314185.pdf
◆副反応疑い報告件数(2024年4月21日報告分)
・死亡者:2,204人
・副反応報告者数:37,091人
・重篤者数:9,014人
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html
【PMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)への副作用報告方法】
・医療従事者
https://vmed.jp/pmdareport/
・患者のみなさま
https://www.pmda.go.jp/safety/reports/patients/0024.html
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4.HP更新情報
・全国有志医師の会ニュースレター バックナンバー Vol.74(9月5日号)
https://vmed.jp/7380/
・厚生労働省 疾病・障害認定審査会 審議結果
https://vmed.jp/5266/
・10月からの新型コロナワクチン接種をお考えの方へ
https://vmed.jp/7492/
・全国有志医師の会ニュースレター バックナンバー Vol.73(8月24日臨時配信号)
https://vmed.jp/7094/
・イベント情報
当会ホームページに随時更新中
https://vmed.jp/2697/
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5.【メルマガ会員の声】募集
当会メルマガへの感想やメルマガ会員の皆さまへ伝えたいメッセージなどを募集します。
送り先:mail-maga@vmed.jp
※緊急度や重要度も鑑み、また個人が特定されない匿名として発信させていただきます。なお頂いた内容によっては修正が入る場合や掲載できない場合もございますので何卒ご了承下さい。
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発行者情報
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