【症例】 80歳男性
【主訴】
【ワクチン接種歴】 2021年6月7日、6月28日、2022年2月4日ファイザー
【治療経過】
2011年6月から高血圧で当院通院中
・2019年間質性肺炎、軽度胸部大動脈瘤
・2022年2月4日
3回目ワクチン接種4日後から高度徐脈(<40 bpm)
スピロペント投与
その後循環器化で精査 pAf+Wenckebach型2;1AVブロック
リクシアナ30㎎開始するが発疹(DLST陰性)→プラビックスへ
その後、徐々に歩行障害が出現
・2022年11月
頭部CT撮影するが異常なし
・2023年10月
抗GM1-IgG抗体陽性 11月の頭部CTで小脳散在性梗塞、脳室拡大傾向だが、水頭症なし
プラビックス25㎎、
シナール200㎎、
セファランチン2㎎、
マグミット330㎎
ストロメクトール15mgx1/5日後、
イベルメクトール12㎎を週一で3か月間
・2021/10/7時点
S抗体 =314、Dダイマー=2.4
・2022/3/10時点
S抗体 =6140、Dダイマー=3.5
CD4/8=26.7/31.4
・2023/3/10時点
S抗体=1070、N抗体=7.0。
CD4/8/57=30./33.1/30.3
Dダイマー=2.9、カルニチン正常、甲状腺正常
【医師より】
Dダイマーが高いときは抗血小板(>DOACより)、CD8/56の値でセファランチンや補中益気湯
ビタミンCはベース薬、グルタチオンは・ビタミンDは筋力低下時など考えながら使っています。