【症 例】 44歳 女性
【主 訴】全身倦怠感 めまい 動悸
【既往歴】特記事項なし
【現病歴】
1回目接種後に発熱・頭痛で1週間休んだ。病院に勤務していたので周囲に合わせて接種を継続した。2回目以降も毎回接種する度に頭痛と発熱で2日間の休養が必要であった。
6回目接種して2ヶ月後に酷い動悸で目が覚めることがあり、全身倦怠感と睡眠障害を自覚した。
7回目を接種(更に2週間後にインフルエンザワクチン接種)した頃から、全身倦怠感とともに、めまい、頭痛、動悸、中途覚醒とが持続し、耳鳴りと脱毛がひどくなった。
夜勤3交代から2交代を希望したら、職場は病院勤務から老人施設への移動となったが、意欲低下と症状が持続する為に当院受診。
【現 症】
身長:154cm 体重:56.2kg BMI=23.6
血圧:138/74 mmHg 94/分
心・肺雑音:なし
【心理テスト】
SDS : 61点(22 – 47)
STAI: 特性不安 44点 (34 – 44)/ 状態不安 64点 (31 – 41)
東大式 TEG 批判的な親の心が高い。
【血液検査】
【情報場】
移動させられた感
自己評価の低下
接種後の体調不良
接種をやめられない集団圧力
仕事上のストレスを感じていた。
#1 修飾型mRNA・LNP情報の生体への影響
#2 後悔と悔しさ
#3 仕事上のストレス
【経過と治療】
現在の症状を受け止め、前向きな選択ができるように、心理検査の結果をお伝えした。
早くに、なんとかしようとの焦りが裏目に出ているのかもしれません。報道されていないが、接種後に同様な症状でお困りの方がいらっしゃることをお伝えし、接種による影響が否定できない点をお伝えした。
COVID-19接種後症候群の疑いで休養が必要との診断書を書いた。解毒やサプリメントを紹介した。
デアザフラビン 50mg×4
イベルメクチン12mg×4
アスタキサンチン12mg×4
五味除去散 2週間
10日後の来院時には一連の症状は良くなっていること
五味除去散が良かったと報告された。