全国有志医師の会ニュースレター Vol.6 (8月31日号)

こんにちは、
残暑が続きますが、暦の上ではもう秋になりました♪

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本日お届けする情報はこちらです。

1.最新情報

 1) コロナ騒動と出産の問題

 2)鎌倉市議会・長嶋竜弘議員、日野市議会・池田としえ議員の取り組みの紹介

 3)全国有志医師の会のメンバーによるイベント参加の報告を紹介

2.イベント情報

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1.最新情報

1) コロナ騒動と出産の問題

世界一のPCR陽性者を記録し続けている日本で、妊婦さんの基本的人権がないがしろにされ続けています。
出産間近の妊婦さんが、PCR陽性の場合に否応なく帝王切開とされ、自然分娩を許されないケースが多く出ている状況なのです。

以下に2つの記事を紹介します。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d213bca3a42101699e2782982bb9714880de668

こうした状況は、日本国外ではこれまでも一般的なものではありませんでした。
PCR陽性もしくは感染の疑いのある女性が、それだけの理由で帝王切開を強制されることについて、世界保健機関(WHO)、国際助産師連盟(ICM)、国際産婦人科連合(FIGO)などの国際機関は警戒を促してきました。帝王切開が母親から赤ちゃんへの感染のリスクを減らすというエビデンスはありません。
https://www.who.int/news-room/questions-and-answers/item/coronavirus-disease-covid-19-pregnancy-and-childbirth

日本でも厚生労働省は、以下の様に指摘してきました。
・妊娠中に新型コロナウイルスに感染しても、基礎疾患を持たない場合、その経過は同年代の妊娠していない女性と変わらない
・新型コロナウイルスに感染した妊婦から胎児への感染はまれ
・ウイルスが原因で胎児に先天異常が引き起こされる可能性は低い
https://www.mhlw.go.jp/content/11920000/000822215.pdf

しかし、この内容も昨年8月時点のもので、弱毒化したオミクロン変異体では更にリスクは低下しています。既にコロナウイルス感染対策を世界のほとんどの国が中止している現在、コロナ騒動を未だに続けている日本だけで起こっている異常事態なのです。

武漢株対応コロナワクチンは感染を抑制することがないため、次々に医療従事者が感染し医療現場での人手不足の原因になっています。そのため自宅分娩せざるを得ない状況も出ています。
https://www.asahi.com/articles/ASQ8K6R89Q8KPIHB009.html

また出産前にPCR陽性の場合、出産後の母子分離を当然の様に行う医療機関が多くあるようです。院内感染対策が優先され、妊婦さんと産まれてきた子ども達の人権がないがしろにされているのです。
日本産婦人科学会のレジストリ調査によると、情報が得られた22週以降に生まれた新生児405人のうち、特に陽性判定後2週間未満の分娩(213例)ではその93%で母子分離が実施されていました。
https://www.jsog.or.jp/news/pdf/20220607_COVID19.pdf

そもそもオミクロン感染、特に現在のBA.5変異体感染が若い妊婦さんや自然免疫の発達した赤ちゃんには、特別な脅威となる科学的根拠はありません。コロナウイルス感染症対策の抜本的見直しを早急に行う必要があります。

2)鎌倉市議会・長嶋竜弘議員、日野市議会・池田としえ議員の取り組みの紹介

8月17日に全国有志医師の会は「緊急声明」を全国へ発信しました。
https://vmed.jp/2770/

その「緊急声明」を鎌倉市議会・長嶋竜弘議員は市役所各部署へメール配信し、8月26日には鎌倉市長へ提出するという取り組みを行いました。
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=471936024943793&id=100063821976190

そして、日野市議会・池田としえ議員も同様に「緊急声明」を8月30日に日野市長へ提出されました。
https://m.facebook.com/t.ikeda.toshie?refid=52&tn=C-R

ぜひ子ども達へのコロナワクチン接種に慎重と考えている議員さん達、そして市民の皆さんにも同じような取り組みを進めて頂きたいと考えます。

3)全国有志医師の会のメンバーによるイベント参加の報告を紹介します。

関西有志医師の会 児玉 慎一郎氏より

「有志の会」お疲れ様会(in神戸8/20)に続き、「コロナ”勝手に”収束宣言??~マスク・ワクチンの終わらせ方を考えよう(in横浜8/27)と2週連続でシンポジウムに参加してきました。
今、横浜からの帰路、二日酔い状態でこれを書いています。

今年の初めから第6波が始まり、感染者数が下げ止まりのまま第7波が来ました。
僕自身は、日を重ねるごとにウイルスは弱毒化していることを日々の診療の中で体感はできるのですが、同時に世の中の空気(マスクやワクチンも含めた感染対策)は強毒化しているとさえ感じます。
病気の本質に合わせて対応を変える臨機応変ができず、あらゆる場面で2年半以上も理不尽さだけが取り残されています。
その理由は様々だと思いますが、発信力のある各業界の方々の視野の狭さと無関心さと職業意識の欠如が、この問題にとっての大きな理由になっていると思っています。

僕は日々の診療こそがコロナ騒動を終わらせる草の根運動と考え行動を続けていますが、やはり日常では孤独感を感じずにはいられない現状です。でも、先週も感じましたが、今日もなんと清々しい2日酔いなのだろう。
現実に戻る帰路ですが、サザエさん現象には陥らず、想いはパワーに満ち溢れています。
2週続いたシンポジウムで改めて感じた事は、たとえ今は少数派であったとしても、人ひとりの思い・感情が正しければ必ず報われるし、決して諦めてはいけないという事。

僕は決して諦めません。
希望を捨てません。
流してきた涙におつりをつけて爆笑に変えてやる。
ちょっと酔いがさめてきたので、そろそろ筆を置きます。

全国の有志の皆様、ありがとうございます♪

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2.イベント情報
全国有志医師の会ホームページにイベント情報が満載です。是非ご覧ください
https://vmed.jp/2697/