全国有志医師の会ニュースレター バックナンバー Vol.17(1月25日号)

全国有志医師の会より
17回目のメルマガ定期発信です。

皆さま、こんにちは。
1月に入り週刊誌では今までと違った報道がなされるようになってきました。引き続き、メディアの報道を注視してまいりましょう。

==========
本日お届けする情報
1. 最新情報
1)全国有志医師の会のマスクへの取り組み

2)全国有志医師の会メンバーによる寄稿 ~児玉慎一郎氏より~
年末年始の第8波コロナ診療、新春講演会を終えて

3)「全国有志看護師の会」のプロジェクトのご紹介

2. オセロプロジェクト情報

3. PMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)への副作用報告

4. イベント情報

==========
1. 最新情報
1)全国有志医師の会のマスクへの取り組み
子どもたちが当たり前の日常を取り戻すべく、マスクに関するチラシを作成し、1月19日から当会HPに掲載しております。そして1月21日、文科省と48都道府県の教育委員会宛てにマスクに関する資料をメールで送付し、当会の公式Twitterでもその旨ご報告いたしました。

今回教育委員会等へメールを送付させていただいた目的は以下の通りです。

1.文科省/各都道府県の教育委員会からトップダウンとして各学校へ、当会から意見があったことを届けてほしいこと

2.全国有志医師の会として文科省/都道府県教育委員会へメールした事を会として公式公表し、それを読んだ市民の皆様がお子さんの通う学校の校長または担任の先生へメール等で連絡していただいたりチラシを印刷して手渡ししていただくなど、全国での草の根活動に広く繋がってほしいこと

その後ろ盾の根拠としてチラシや資料等を用意しました。感染症による社会の損失よりも、漫然と行われてきた過剰感染対策により子どもたちが失っているものの方が大きくなっています。

今の時期は風邪の流行など不安なこともあるかと思いますが、無症状の方はマスクを外し、少なくともマスクをしていない人に対して着用を強要することのない社会にみんなでしていかなければならないと思います。

子どもたちがまた、のびのびと生きられる世の中にしていくために、今回のアクションがマスクで苦しんでいる子どもや親御さんたちのお力に少しでもなれたら幸いです。

一人ができることは小さいかもしれませんが、その一人一人が自らの意志で行動に移すことで、たくさんの方々の力が集まって、子ども達の学校生活の流れを変える大きなきっかけになればと願っております。

皆様のお知り合いの方などたくさんの方々へもぜひお知らせ下さい。

メールで送付した資料
・【2019年までの生活を取り戻そう 声明文】
https://vmed.jp/wp-content/uploads/e20417da53e9a72a2d3c2d73db0bfbce-1.pdf
・【マスクを外しませんか チラシ】
https://vmed.jp/3159/
・【当会のマスクに関する見解】 
https://vmed.jp/wp-content/uploads/cd69f461d2188811f8dbd3bfd2eab875.pdf
・【マスクに関する 資料とリンク一覧】
https://vmed.jp/2814/

2)全国有志医師の会メンバーによる寄稿 ~児玉慎一郎氏より~
年末年始の第8波コロナ診療、新春講演会を終えて

有志医師の会の皆々様、そしてこれを読んでくださっている皆様、日々ありがとうございます。この記事を書かせて頂いているのは令和5年の1月23日です。改めまして、新年あけましておめでとうございます。 

毎年新しい年がやってくるのですが、この3年間は個人的には新しい気持ちにはなれません。 皆々様も同じ思いではないでしょうか? 

昨年末から8波が始まりました。1波から5波までは波ごとにそれなりの収束期があったと感じますが、6波から8波、特に8波は7 波が下げ止まりのまま突入したように思います。

僕がコロナ患者さんへの訪問診療を始めてから、保健所さんからの訪問診療依頼を常に受けてきましたが、6波から8波は何日も依頼がないといった期間はほとんどありませんでした。 昨年末の大晦日から正月、1月8日・9日の連休は特に保健所さんからの依頼が炸裂しました。

大晦日の早朝に酸素濃縮器を運び、地元の宝塚近隣の市外まで治療に行った事もありました。 依頼される事は有り難い事なのです。しかし一方で、周りは何してるねんっという思いが同時に出てしまいます。

昨年の6波とは時期をずらして8波に入り、年末年始から1月中旬にピークが来るのは誰がみてもわかっていたと思うのですが、年末年始・連休などは僕1人になってしまう孤独感は3年たっても変わりません。

診療の傍ら、春高バレーのニュースを聞きました。

優勝候補の岡山の高校、全国大会常連の静岡の高校が、コロナ陽性者(無症状)が出たために不戦敗になった、と。 世の中の意識は変わってきた事もありますが、医療体制や若い世代に対して押し付けられる理不尽は、全く変わらない。
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1173791.html

苦しい。
気が狂う。
ほんまに眠れへんやんけ。

そんな時期にたまたま1月14日に静岡の富士市で講演をさせてもらう事になっていたので、衝動的に11日に春高バレーで不戦敗になった富士見高校に直接電話しました。 何もでけへんけど、出来たら学生さんに講演を聞いてほしい。講演前日の13日に富士見高校の副校長先生からお電話をいただき、何人かご参加いただけるとの事でした。

14日の講演当日は雨で、富士山のてっぺんは見えませんでした(富士山の裾野のはしからはしまでは見えました)。

でも魂込めて講演をしました。 僕の思いを伝えようと頑張りましたが、講演終盤に客席にいる富士見高校の学生さん達を壇上から発見した時に、声が詰まって話せなくなりました。客席の人に代弁を頼んだら、学生さんたちに「大人の一人として君たちに謝罪します」と言ってくれた人がいました。

それを聞いたらもっと喋れなくなり、グダグダな講演になりました。

その後地元に帰り気の狂いそうな日常に戻りました。 
この場でもわけわからん事グダグダ書いてすいませんが、ひとつ皆々様にお伝えしたい事は、灯火を消す事なく、やり遂げましょう!って事です。

皆々様、心とカラダを大事にお願いします。ちなみに僕はカラダが丈夫で心も気丈夫です。
ここまでお読み頂きありがとうございました。

関西有志医師の会 
共同代表 児玉 慎一郎 

3)「全国有志看護師の会」のプロジェクトのご紹介
2020年の新型コロナウイルス発生に伴い全国に様々な有志の会が立ち上りました。その中でも全国の「看護師・保健師・助産師・准看護師」が集まり立ち上がった組織が「全国有志看護師の会」です。その有志看護師たちがこれからあるプロジェクトを開始しようとされているのでご紹介させていただきます。

今回開始されようとしているプロジェクトはワクチンハラスメント、いわゆる「ワクハラ問題」についてです。

ワクチンハラスメントとは、ワクチン接種に関連した嫌がらせなどの差別的な対応のことで、法律上の定義はありませんが、主に「ワクチンを接種しない人への差別的な言動」や「ワクチン接種の強要」などが挙げられます。

1月下旬ごろに「医療・福祉系学生」へのワクハラの改善を求めて署名活動を行う予定とされています。今回のコロナワクチンにおけるワクハラは、少しずつ認知されつつありますが、問題解決に至っていないケースが多くあるのが実情です。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202105/0014327025.shtml

特に「医療・福祉系学生」のワクハラの問題は深刻で、「コロナワクチンを接種しないと希望先の実習に行くことができない、また入学の面接試験で接種を強く強要される」といった強制に近い圧力が実際に起こっており、会に相談が多数寄せられているとお聞きしています。

厚労省や文部科学省もこの問題を認識し、各教育機関に「ワクチン接種は任意であり、実習受け入れの条件にしてはいけない」旨の通達を出していますが、教育・医療現場の認識が一致していないのが実情と捉えています。
https://www.mext.go.jp/content/20210518-mxt_kouhou01-000004520_1.pdf

ジュリー・ペネッシ倫理学教授(カナダ国内最大規模の大学)
最後の授業『倫理101』 ~医療行為を強要することについて~
https://twitter.com/purplep76858690/status/1436347834782027778?fbclid=IwAR3_Yki0dj0mi72t4Fu8fQ_yU0KdAgU-_CUx4fyCex-tsPKW5Ln9SaIV1ig

ワクチンハラスメントは社会的に許容されるものではありません。人によっては「ワクチンが受けられない方」や「ワクチン接種に注意が必要な方」もいるため、そうした方々への配慮も必要です。

そして、学生やその保護者が「リスクとベネフィット」を考え悩んで決めた「コロナワクチンを接種しない」という選択を尊重した上で、私ども全国有志医師の会は、学生たちが本分である学業に専念できる環境を整えるための支援をすべきと考えます。

そこで全国有志医師の会として、医療や福祉の支えとなる未来を担う学生を守るために全国有志看護師の会の「医療・福祉系学生」へのワクハラ署名プロジェクトに賛同したいと思います。

「医療・福祉系学生」へのワクハラの改善を求める署名活動は1月下旬ごろ、電子署名サイトVoiceで行う予定です。下記、公式SNSなどで署名活動の告知されますので、活動の趣旨にご賛同いただける方はぜひ署名へのご協力をお願いいたします。

【全国有志看護師の会】
・【公式HP】
https://cpt123cpt123.wixsite.com/yushi-website?fbclid=IwAR1itfCbYgmYK-lmBY3wMKSt4pgcMWKslbLOEH7jNiHMGkzb6qzsyVbyWJw
・【公式Facebook】
https://m.facebook.com/yushikangoshi
・【公式Twitter】
https://twitter.com/yushikangoshi
・【公式rumble】
https://rumble.com/v197zoj–ver.html

==========
2. オセロプロジェクト情報
全国有志医師の会では「オセロプロジェクト」として2022年3月、全国の1740 (他に手渡し1) の自治体へ「5~11歳の子どもへのワクチン接種中止及び副反応情報等の周知徹底を求める要望書」という要望書を首長(市長などの自治体長)宛に内容証明で送り、別送で様々な資料も送りました。

接種券を一斉送付しない自治体は徐々に増えてきています。
ご自宅にお子さまの接種権が届いた時「券が届いたら心理的にプレッシャーがかかるので配布しないで下さい」や「接種希望者に送るなどの申込制にしてください」と自治体に申し出ることや、疑問に感じていることを自治体の窓口に訊ねたり意見したりすることにより【皆さま一人一人が行動を起こした結果】がこの数字に繋がっていきます。
皆さんの住んでいる自治体に是非ご要望をお伝えください。 

一斉送付せずに申制や希望制にしている全国の自治体数
・『6ヶ月~4歳以下の乳幼児への新型コロナワクチン接種券』(HP上は2023/1/20時点の数字)
365自治体(1月25日 12:00時点)
https://vmed.jp/wp-content/uploads/68d07235c6d28e15304185d9304d44ab.pdf
・『5~11歳以下の子どもへの新型コロナワクチン接種券』(HP上は2022/12/23時点の数字)
88自治体(1月25日 12:00 時点)
https://vmed.jp/wp-content/uploads/3053af441aea0450dc5980c76c4ff813.pdf

==========
3. PMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)への副作用報告
予防接種後副反応疑い報告は、予防接種法第12条第1項の規定に基づき、医師等が定期の予防接種又は臨時の予防接種を受けた者が一定の症状を呈していることを知った場合に、厚生労働省に報告しなければならない制度であり、医療従事者の義務となっております。

その報告が「それまで知られていなかった不完全にしか証拠づけられていなかった有害事象と因果関係の可能性に関する情報」へと繋がります。下記、対象の(1)~(2)の報告方法をご参照下さい。(報告書に関しては料金や手数料等一切発生することはありません。)
(1)医療従事者
https://vmed.jp/pmdareport/
(2)患者のみなさま
https://www.pmda.go.jp/safety/reports/patients/0024.html

◆薬害を学ぶためのテキスト『薬害を学ぼう』
厚生労働省は文部科学省の協力を得て、中学3年生を対象とした薬害を学ぶためのテキスト『薬害を学ぼう』を作成しました。この教材は医薬品等による薬害を知るとともに、その発生の過程や社会的な動き等を学ぶことを通じて、今後、同様の被害が起こらない社会の仕組みの在り方などを考えることを目的として作成されました。
https://www.youtube.com/watch?v=lRmAnF6R5Us

◆コロナに対して思う事
TVのコメンテーターとしても活躍されている北村晴男弁護士が「コロナに対して思う事」と題して、ワクチンの副反応、コロナワクチンについて個人の見解を話されています。
https://www.youtube.com/watch?v=lUqckYU1AR4

医療従事者や製造販売業者だけでなく患者自身も副反応を報告する事ができます。自身を含め周囲でワクチン接種後に何らかの副反応が出現している方やその症状に悩まれている方へ、是非この副作用報告の情報をお伝えください。

==========
4. イベント情報
全国有志医師の会ホームページにイベント情報が満載です。是非ご覧ください。
https://vmed.jp/2697/

==========
  発行者情報
全国有志医師の会メルマガ事務局