2020年のCOVID-19流⾏開始以降、⼀部の研究結果に基づいてマスクには⾼い感染予防効果があると喧伝され、⽇常⽣活において常時マスクを着⽤することが強く推奨されて事実上必須となりました。しかしその⼀⽅で、常時マスクを着⽤することによる弊害や、マスクを着⽤することで強い苦痛を感じる⼈たちの⼈権は蔑ろにされてきました。
こうした状況をふまえて全国有志医師の会は、全国⺠が常時マスクを続けるのではなく、
・⽇常⽣活では基本的にマスクを着⽤しない
・咳など気道症状がある⼈は、咳エチケットの選択肢の⼀つとしてマスクを着⽤する
というように、2019年以前と同様の扱いに戻すべきだと考えています。
その理由として、
・常時マスク着⽤は、現実世界の⼤きな集団で⾒ると感染予防効果が⾒られない
・常時マスク着⽤は、国⺠の健康や⼦供の発達に与える悪影響が⼤きい
ということが挙げられます。上記の具体的な根拠となる資料は別途記載します。
マスメディアの調査結果を⾒ると、⽇本国⺠の多くはいつまでも常時マスクを続けたいとは思っていないようですが、実際には⼈の⽬を気にして外したくても外せない状況に陥っています。また⼦供の間ではマスクをしないことで差別やいじめが起きているのみならず、⼈に顔を⾒られたくない、⼈の息をかけられたくないというような深刻なマスク依存の状況にもなってしまっています。
こうした状況がいつまでも続くことは、この国の未来にとっても⼦供たちの未来にとっても望ましいことではありません。気道症状もなくマスクを着⽤したくない⼈に、マスクを強要するのはもうやめましょう。今⼀度マスクの効果と弊害を⾒直し、マスクの着⽤で強い苦痛を感じている⼈たちや、マスクの弊害を考えて警鐘を鳴らし続けている⼈たちの声にも⽿を傾け、COVID-19 流⾏以前の社会を取り戻すためにご協⼒頂けましたら幸いです。
何卒宜しくお願い申し上げます。
2022年7月7日