FDA:アメリカ食品医薬品局
ファイザー社とFDAは、新型コロナワクチン(BNT162b2暴露)が、妊婦、胎児、そして授乳による乳児へ影響することを2021年3月の時点で事前に知っていたことが公開された。
2021年2月28日までの、ファイザー社に報告された薬物有害事象のうち、妊娠中(母親および/または乳児)のワクチン曝露または授乳を介した乳児への曝露があったのは、673件。
そのうち458件は妊娠中(母親/胎児)の曝露、215件は授乳中の曝露
妊娠中458人のうち248例に有害事象が認められた。製品使用の問題、適応外使用を除いて多かった症状は、疼痛(ワクチン接種部位の疼痛/疼痛/四肢痛を含むがこれらに限定されない)(101例)、頭痛(57例)、自然流産(51例)、疲労(43例)、発熱(26例)、悪寒(24例)、筋肉痛(23例)、悪心(22
例)、関節痛(16例)、浮動性めまい(15例)、倦怠感(12例)、リンパ節症(11例)、無力症(11例)
早産に関連した有害事象が6例に報告された
流産は、BNT162b2暴露以外の原因が疑われた人を除いた数はの39症例であった。
授乳を介した曝露が215例で報告された。そのうち10件に重篤な有害事象が報告された。これらの重篤な有害事象のうち6件は乳児で報告された。(有害事象の詳細等は、翻訳PDF内の表をご覧ください。)