コロナ騒動時に58日という異例の短期間で「特例承認」され、接種が始まった当時はまだ『治験途中』だった新型コロナワクチンは、2024年3月で「特例臨時承認」の期間を終えました。
昨年2024年の秋には高齢者へ向けた「定期接種」として国民へ提供されるようになり、そしてまた今年の秋も「定期接種」として推奨される予定です。
「ワクチンで死ぬこともある」と発言したどこかの知事もおられましたが、以下はJanewayの免疫生物学(第9版、2019年)の教科書にある「ワクチンについて」の記載です。
ワクチンの開発が成功するためには、防御的な免疫応答を惹起する能力に加えて、いくつかの要件を備えていなければならない。
まず、安全でなければならない。
ワクチンは大勢の者に投与されなければならないため、ワクチン投与により死亡したり、ときにはその病気を発症したりすることがないようにしなければならない。
このことは、わずかな毒性も許されないということを意味する。
ある感染症を予防する目的で接種した「ワクチン」で死亡したり、また重篤な障害が起きたり、仕事や学校を休んだり辞めたりしなければならなかったりすることなど、本来あってはならないことなのです。
これは新型コロナワクチン以外のワクチンにも当てはまることでもあります。
以下は2025年8月に改訂された、ファイザー社のmRNAワクチン(コミナティ)の添付文書です。
このワクチンは「劇薬」であると共に、基礎疾患を有する人へ接種する際の注意事項、重大な副反応等が記載されています。
コロナウイルス(SARS-COV-2)RNAワクチン コミナティ筋注シリンジ12歳以上用
2025年3月時点において、65歳以上の高齢者のコロナワクチンの接種率は20%程度だったようです。
接種率低下の原因の一つは、コロナワクチンが無償から一部自己負担になったことも大きく、加えてコロナワクチンを打った周りの人が体調を崩したり亡くなったりしたことも大きな要因の一つと考えられます。
このmRNAワクチンですが、モデルナの呼吸器合胞体ウイルス(RSV)のmRNAワクチンはすでに承認済みであり、またインフルエンザウイルス用のmRNAワクチンもどんどん開発中です。
同9月3日には当会ニュースレター(メルマガ)第103号を臨時配信。
今回のチラシを考案・作成して下さった当会会員の想いをお届けしております。
定期接種はあくまでも『任意』です。
テレビやマスメディアの喧伝に乗ることなく、正しい情報を得て自身でよく考えることをお勧めします。
*両面印刷ができるプリンタやコンビニで印刷する際のPDF(1.9MB)はこちら。
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